ストーマ 浮腫 看護

ストーマは、不安から患者の心身状態を細かく観察し、何か問題があれば迅速に対処しなければいけません。 ここでは、ストーマの看護に関して詳しく説明していますので、適切なケアを実施できるよう、看護師の方は是非参考にしてみて下さい。 ストマ(人工肛門)とは何か、ストマの概要から、ストマの観察項目、ストマ造設に関する看護、ストマ交換の方法などを紹介しています。目次ストマとは医学的理由によって、消化管や尿路を人為的に体外に誘導して造設した排泄口のことです。イメージ画像はこんな感じ。 ストマはいくつかの種類に分類することが出来ます。 小腸ストマは結腸を介さないため、水様便になりやすく、排泄量も多い傾向にあります。そのため脱水や電解質バランスの不均衡に注意が必要です。消化液が多く含まれるため、排泄物がアルカリ性(pH7~8)であり、皮膚刺激性が強いため、皮膚トラブルに注意が必要になります。結腸ストマは造設されたストマの部位により、便性状が異なります。ストマの部位が小腸に近いと水様~泥状便が、肛門に近付くほど泥状~有形便が出やすいです。便性状が固まりやすい分、排泄量も少なくなる。pHも6~7と小腸ストマに比べると低くなります。 ストマ造設予定の患者さんに対しては、手術前からストマについての情報提供や、精神面への配慮など看護師の介入が必要です。手術までの間に、患者さんは医師からインフォームド・コンセントを受けます。インフォームド・コンセントで、病名や病気の進行度、術式やストマの造設の必要性、術後の合併症などについて、医師から一通りの説明を受けますが、説明の後にその内容をきちんと理解出来ているか確認する必要があります。インフォームド・コンセントは患者さんや家族にとって衝撃的な内容となるため、場合によっては動揺して医師からの説明が耳に入っていなかったり、内容自体が難しく理解できていない可能性もあります。なるべく看護師もインフォームド・コンセントに同席し、患者さんの反応を観察するようにしましょう。インフォームド・コンセントの後に時間をとって患者さんの理解度を確認し、看護師の立場の範囲で分かりやすく医師の説明を補足したり、必要な場合は医師に再度説明を依頼するようにしましょう。 医師からストマについての説明を受けた後でも、患者さんは実際のストマ管理について想像が出来ていない場合があります。またストマ管理について疑問や不安を抱く方も多いです。術前から実際にストマ装具を提示して、装具の説明や装着方法、スキンケアの方法や交換の頻度など、ストマ管理についてあらかじめ説明しておくと、術後に混乱が少なく、患者さんも受け入れやすくなります。情報提供を行う中で、患者さんが不安に思っている事を解決し、精神的な支援を行っていきます。 ストマサイトマーキングとは、術前に腹部のストマを造設する位置を選択し、その部位に印をつけておく処置のことを言います。ストマの位置はストマ合併症やストマ管理などに大きく影響を及ぼします。そのため、ストマを術直後からその後一生涯にわたり、良好に管理するためにストマサイトマーキングは重要な役割を担っています。ストマサイトマーキングは以下の原則に従って行います。以上4つの項目に当てはまる位置で、術式に合った場所を選びマーキングをします。 ストマについて受け入れらていない方や、否定的な考えを持っている方は、自分がストマを造設することについて他人に知られたくないと考える患者さんもいます。そのためストマについての情報提供や、患者さんの思いを聞くときはなるべく個室を用意し、話しやすい環境を提供しましょう。 ストマはそのままでは排泄物が垂れ流しの状態になってしまいます。そのため、排泄物を溜めておく袋をストマに装着し、排泄物を管理する必要があります。術直後の患者さんはストマについて知識が乏しかったり、自分のストマをまだ受け入れられていない方も多くいます。ストマケアを行いながら、ストマについての情報提供を行い、退院に向けて自分で(難しい場合は家族などの場合もある)ストマ交換の手技を確立出来るよう、看護師が援助していく必要があります。またストマは患者さんによって形や大きさが異なります。患者さん自身の皮膚状態やストマ周囲の腹壁の状態もその人によって異なります。そのためストマ装具については、その患者さん一人一人に合った装具を選択する必要があります。その装具を見極め、その患者さんに合ったストマケアを提供することも看護師の役割だと考えられます。 実際のストマ交換の方法について説明します。 ストマ交換の間は患者さんは腹部を露出させる必要があります。患者さんが寒く感じることのないよう、部屋の温度などを調節しましょう。またストマは排泄物が出る場所であり、他人に見られたくないと感じる患者さんが多いです。患者さんの羞恥心に配慮し、環境を整えるようにしましょう。 ストマ交換の間に排泄物で服が汚れることのないよう、服をしっかりと捲り上げる、洗濯バサミなどで固定するなど、その方に合わせた方法で固定しておきましょう。   しっかりと石鹸を泡立てたガーゼで、皮膚やストマの周囲を優しく洗います。排泄物や皮膚保護剤などの汚れが残らないよう注意しましょう。 乾いたガーゼでストマ周囲の石鹸を拭き取ります。その後ストマ周囲を水で流し、しっかりと洗い流しましょう。その後乾いたガーゼで濡れた皮膚を拭き取ります。  以下の観察項目に沿って観察を行います。 粘膜の色調、出血、浮腫、壊死の有無、ストマサイズの大きさ、形状、排泄口の位置、排泄口の向き→ストマは腸粘膜のため、血液循環の状態が色調に反映されます。血流が良好であれば赤色のストマになります(下図”正常なストマの色の写真”参照)。色調が薄すぎる、赤暗く変色しているなどの場合は血流に異常がある可能性があります。 離開、出血、浸出液、排膿の有無→ストマ粘膜と皮膚接合部は術後の創部になっています。創部が離開していないか、局所感染を起こしていないか観察する必要があります。 ストマ近接部および、皮膚保護剤貼付部の発赤、びらん、潰瘍、掻痒感、浸出液、疼痛の有無と程度→ストマ近接部とはストマ粘膜皮膚接合部から1cmの皮膚を指します。排泄物や溶解した皮膚保護剤の影響を受けやすい部位になるため、特に皮膚トラブルが起こりやすい部位になります。皮膚保護剤貼付部に発赤などが見られる場合は、皮膚保護剤自体が原因で皮膚が荒れている可能性が考えられます。皮膚保護剤の変更を検討する必要があります。 量、性状、排ガスの有無→消化管機能の回復状態、異常を知るために観察が必要です。 発汗、発熱、腹壁の状態→全身に発汗が多いと、皮膚保護剤が溶けやすく、装具交換頻度を短くするなど検討が必要になります。またストマ周囲の腹壁にしわやくぼみがあるのかを観察することで、適切な装具を選ぶ手がかりになります。 表情や言動→ストマに対して否定的な言動の有無、ストマ交換に対する手技獲得の意欲の有無など、患者さん自身がストマに対してどのように考えているのか、前向きに手技を確立しようと出来ているのかを観察し、それに合わせた声掛けを行う必要があります。 ストマサイズを測定する場合はノギスと呼ばれる専用のものさしを使用して測定します。ストマサイズは縦、横、高さを測定します。縦と横の長さは、ストマ基部(ストマの根元の部分)の長さを測定します。高さは皮膚からストマの排泄口までの長さを測ります。(ストマの一番高い位置までの長さではないので注意が必要です。)双孔式ストマの場合は口側、肛門側どちらの大きさも測定する必要があります。 測定したストマサイズより、少し大きめに面板をカットします(腸の蠕動運動により腸管が動くため、面板との接触により出血の可能性があるため)。一度面板をストマに当てて、大きさが適当なサイズになっているか確認します。ストマ袋のすそはあらかじめ閉じておくようにしましょう。面板裏側のフィルムを剥がし、ストマ全体が装具内におさまっていることを確認し、皮膚に貼付します。貼付したらストマ近接部をしっかりと押さえ、面板と皮膚がしっかりと密着するようにします。  張り付けられたら便が漏れないように下端を折り曲げて固定しましょう。 次回ストマ交換をする時に参考にするため、皮膚トラブルの有無や交換方法などは細かく記録しておく。 ストーマ交換方法の動画が以下サイトに掲載されていて、わかりやすくまとめられています。(上記掲載の画像引用元です)参考にどうぞ。 この記事が気に入ったら最新記事をお届けします。©Copyright2020 ウロストミー(尿路ストーマ)は、不安から患者の心身状態を細かく観察し、何か問題があれば迅速に対処しなければいけません。 ここでは、ウロストミー(尿路ストーマ)の看護に関して詳しく説明していますので、適切なケアを実施できるよう、看護師の方は是非参考にしてみて下さい。 セルフケア導入に向けた準備を行う 1.

1日目:呼吸訓練、ベッドからの座位訓練 1. 目次 当サイトは、Follow us!ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。もっと詳しく知りたい方は、「このページを友達に教える仕事で悩んでいる職場の同僚や友だちにシェアしよう!閉じる ストーマ孔からスピッツを入れて内部を観察する. ② ストーマの浮腫. 1. 浮腫の有無、出血、脱出、狭窄の有無や程度など 『ストーマ術後ケア まるっとわかるQ&A95』より転載。 術直後のストーマの観察ポイントは? 基本的なストーマの観察ポイントとして,サイズ,形状,色調,浮腫の有無・程度, 〈目次〉手術直後は術前の腸管の状態(強い炎症など)によりストーマの浮腫が強くみられる場合があります.また術後の全身状態によっても,ストーマの色調や浮腫・出血などの影響を受けます.これらを適宜確認できるよう術直後に装着するストーマ装具は袋部分が透明のものを選択し,装具を装着した状態でいつでも観察可能な状態にしておきます. 術直後でとくに注意が必要な状態として,ストーマの血流障害による色調不良〔強い充血や紫色(    ストーマの血流障害の大半は時間の経過とともに改善しますが,なかにはストーマ粘膜の壊死を起こすことがあります.まれに完全壊死となり,再手術を必要とする場合があります.血流障害による色調不良が認められる場合は範囲・粘膜の乾燥の有無などを観察し,医師に報告します.さらにはストーマ孔から  ストーマ孔からスピッツを入れて内部を観察する. ストーマの浮腫は,術直後にはある程度みられるものですが,術前の腸管の炎症や低栄養状態,全身の循環不全,腸管の血流障害などにより強くみられることがあります.  ストーマの色調が悪く血流障害が懸念される,浮腫が強い,出血のリスクがある,このような患者のストーマケアは通常以上に愛護的なケアが必要です. ストーマ装具のホールカットはストーマ粘膜を損傷しないように大きめとし,露出皮膚は粉状皮膚保護剤や用手形成皮膚保護剤などで保護しましょう.少しでも安全なケアにつなげるために術直後のストーマの観察は非常に大切です.  ところがある日,ストーマ外来予約日にAさんが来院されませんでした.その日はストーマ外来の前にCT検査も予定されていたので, 外来主治医に相談し「部屋の中で倒れているかもしれない」と,遠方の兄弟に連絡し,「確認を取ってもらいたい」旨を伝えました.医療安全管理部にも安否確認をする手だてを相談し,警察に電話相談したり,ソーシャルワーカーに相談したり,バタバタと動きましたが,実際に安否を確認する手だてはありませんでした. そうこうしているうちに,自宅近くの駐車場で倒れていたAさんが通りがかりの方に発見されて,救急車で搬送されてきたのです.脳転移巣の影響による意識消失を起こしたようです.妙に胸が騒いだのは虫の知らせだったのかもしれません.Aさんが家の中でなく,駐車場で倒れてくれたおかげで通行人の方に発見されたことは不幸中の幸いでした. 近年,独り暮らしで家族との関係性が密でない患者さんがたくさんいます.孤独死をされて,あとから連絡が入る患者さんもいます. 今回も何人もの病院職員が安否確認の手立てを考えましたがその手立ては見つかりませんでした.私たち医療者に何ができるのか,今もその答えはありませんが,Aさんが大きな問題を投げかけてくれたような気がしています. [引用・参考文献]  [Profile] *所属は掲載時のものです。 本記事は [出典]  SNSシェアシフト管理&共有アンケートや座談会・取材にご協力いただける看護師さん、大募集中です!応募方法はそれぞれ最新情報check!

色、サイズなど. … 2~6日目:膀胱留置カテーテル抜去、歩行訓練 1.