敬語 問題 社会人
「社会人としてのビジネスマナーの基本をもう一度見直したい」と思っている人に向けた本シリーズ記事、今回のテーマは「敬語」です。間違えやすい敬語の実例50選として、ビジネスシーンで注意しなければいけない言葉や表現の間違った使用例をまとめてみました。 目次敬語は相手に敬意を示す手段。完璧ではなくても、敬語を使おうとする姿勢が相手への敬意として伝わるので、自然に使えるようになっておきたいもの。社会人特有の用語とともにおさえて臨もう。 敬語には大きく分けて「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類がある*。相手や第三者の行為や人物そのものについて、その人物に敬意を表して表現するもの相手や第三者に敬意を表するために、自分自身や自分の行為をへりくだって表現するもの相手に対して丁寧に表現するもの以下の「よく使う言葉の言い換え例」を参考に、日ごろから敬語を使って話す練習をしておこう。*2007年に出された文化審議会答申「敬語の指針」では、上記3種類の敬語がより細分化され、「謙譲語」を「謙譲語(特)」「謙譲語(監)」に、「丁寧語」を「丁寧語」と「美化語」に分けた5分類となっていますが、ここでは、従来の3分類に基づいて紹介しています。オフィシャルな場や目上の人に対しては、「わたし」「わたくし」と言うのがマナー。「オレ」「僕」「自分」といった表現は原則、仕事の場面ではNG。フランクに話せる関係なら許されるかもしれないが、初対面や信頼関係が構築できていない段階では失礼にあたるので避けよう。「御社」「貴社」は相手の会社を立てる表現。口頭の場合は「御社」を、文書やメールなどの書面の場合は「貴社」を使おう。なお、自分の会社をへりくだって表現する場合は、「弊社」とする。いずれもビジネスシーンでは必須の表現だ。同意を示す敬意表現は「かしこまりました」または「承知いたしました」が適切。「わかりました」「了解です」「オッケーです」といった表現は敬意表現にはあたらない。やりとりでも使うことが多い表現なので注意しよう。謝罪の気持ちを示す敬意表現は「申し訳ございません」。「ごめんなさい」「すみません」は敬意表現にはあたらないので、ビジネスシーンでは極力避けよう。ねぎらいの気持ちを表す「ご苦労さま」は、目上の人が目下の人にかける言葉。先輩・上司には「お疲れさまでした」と声をかけよう。面接終了時に「本日はご苦労さまでした」と言ってしまう人がいるが、「ありがとうございました」が適切。相手側が目上の人の動作の場合は、「言う」の尊敬語「おっしゃる」を使います。「申す」「申し上げる」は「言う」の謙譲語で、自分側の動作の場合にへりくだって「今、(私が)申し上げた…」といったように使いましょう。また、クッション言葉を用いるとより丁寧になります。「恐れ入りますが、今何とおっしゃいましたか」など使います。「見る」の謙譲語は「拝見する」で、自分の動作を低めて相手に敬意を表します。「ご覧になる」は目上の人の動作に使う尊敬語です。「すみません」や「ごめんなさい」は相手に敬意を表す表現ではありません。おわびするシーンでは、「申し訳ありません」を使いましょう。「ご苦労さま」は目上の人から目下の人にかける言葉とされています。目上の方には「お疲れさまでした」が正解。もちろん、「ありがとうございました」と一日の指導のお礼を伝えるのもいいでしょう。仕事で忙しい社会人の先輩が時間を取ってくれようとしているときに、「忙しい」と自分の多忙ぶりを訴えるような言い方はNG。「微妙」を「無理」という意味で使う人がいますが、適切ではありません。また、クッション言葉を用いるとより丁寧になります。「申し訳ございませんが、その日は予定が入っております」など使います。尊敬語は目上の人に対して使う言葉で、相手の動作を高める場合は動詞を尊敬語にします。「伺う」は自分の動作を低める謙譲語。相手の動作の場合は「お聞きになる」を使います。間違いを直すと「9時から授業がありますので、面接のお時間を午後にしていただけますか?」。面接時間を決め、実施するのは相手方。自分のことには「お」はつけません。「させていただく」はへりくだって話す場合に使います。敬意を表す場合、相手の名前には「様」をつけますが、「社長様」「営業様」などというように役職名や部署名に「様」をつけるのは誤り。「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」です。「くださる」「いただく」は敬うべき相手の動作につけて「お話しくださる」「お話しいただく」のように使います。質問をするという自分の動作につけるのは間違いです。相手方から出していただくものに対して「~でいい」という言い方は失礼です。「~をいただきます」「~をお願いします」などと希望を伝え、「ありがとうございます」のひと言を添えましょう。「おる」は「お待ちしております」などと使う謙譲語。「~おられる」を尊敬語とする説もありますが、相手方の動作に使うと違和感を覚える人も多くいます。「~いらっしゃる」を使いましょう。 簡単5分で、あなたの強み・特徴や向いている仕事がわかる、リクナビ診断!就活準備に役立ててくださいね。▼2022年卒向け詳細情報▼▼2021年卒向け詳細情報▼就活について先輩たちに話を聞くと、「自己分析は大事だよ」と言われることが多いはず。でも、自己分析って就活を経験した先輩から「合同企業説明会なんて行かなくてもいいよ」と言われた経験はありませんか? でも就活準備の一つとして重要なのが「必要なものをそろえる」こと。学生生活とは違ったものが必要になる場合が 敬語の使い方の誤りを正しい文章に直してください。」-----(10分〜15分間)-----3)(数名に解答してもらい、解説を加えながら解答例を読み上げる) b1-06 社会人の会話は、常に敬語を使っていると思ってもよいほどで す。 敬語は相手に敬意を示す手段。完璧ではなくても、敬語を使おうとする姿勢が相手への敬意として伝わるので、自然に使えるようになっておきたいもの。社会人特有の用語とともにおさえて臨もう。 ファックス:048-737-2812 今回は社会人になるとさけては通れない 正しいと思って使っていた敬語が、実は誤っていたことにあとから気づき赤面ものだったことはありませんか? 社会人の基本中の基本、敬語について では、敬語クイズスタートです♪ 目次  ① 専務が申し上げられた通りです② 専務が言われた通りです③ 専務がおっしゃった通りです   ① 〇×商事のA社長が、遅れてお越しになるそうです② 〇×商事のA社長が、遅れていらっしゃるそうです③ 〇×商事のA社長が、遅れて参られるそうです   ① 昼食をいただかれましたか② 昼食を食べられましたか③ 昼食を召し上がりましたか   ① 部長も、話題の新作をお読みになりましたか② 部長も、話題の新作を拝読しましたか③ 部長も、話題の新作を読まれましたか   ① 課長、今日はお疲れ様でした② 課長、今日はご苦労様でした③ 課長、今日はお疲れ様   ① (上司の)B課長は、外出しております② (上司の)Bは、外出しております③ (上司の)Bは、外出されています   ① (取引先の)C社長がそのように申しておりました② (取引先の)C社長がそのようにお話しされていました③ (取引先の)C社長がそのようにおっしゃっていました   ① 先日、私がお伺いした際には② 先日、私がお越しになった際には③ 先日、私が行かせていただいた際には   ① 承知しました② かしこまりました③ 了解しました   ① Dは、本日お休みをいただいております② Dは、本日休みを取っております③ Dは、本日休みです    専務は自分より目上なので、専務の行動に尊敬語を付けます。「言う」の尊敬語は「言う」+尊敬語の「~される」の「言われる」か、「おっしゃる」です。申し上げるは謙譲語です。    取引先の社長は目上の人なので、社長の行動に尊敬語を付けます。「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」「お越しになる」です。「参る」は謙譲語です。    尊敬語は敬意を表す相手の行動に対してつけられます。「食べる」+尊敬語の「~される」、または「召し上がる」は尊敬語です。「いただく」は謙譲語です。    部長は目上の人なので、部長の行動に尊敬語を付けます。「読む」の尊敬語は「読む」+「~される」、または「お」+「読む」+「~される」です。拝読は謙譲語です。    ご苦労様は、目上の人が同僚もしくは目下の人に使う言葉です。体言止めは言い切りの形なので適切な尊敬表現とはいいがたいです。    取引先など外部への電話応対時には、社内の役職はつけません。社内の人には尊敬語を用いないので外出されるなどという表現は使いません。    取引先の社長に対しては尊敬語を用います。申すは謙譲語です。    「行く」という動作をしているのが「私」なので謙譲語を使います。お越しになるは尊敬語です。    了解は上位者が使うことが多い言葉で、目上の人に使うのは不適切とみなされることが多いです。    Dに休みを取らせているのはDの会社ですので、電話等で聞かれた場合は休みを取らせた自社に敬意を表す必要がないので、休みをいただくと相手に伝えるのは不適です。     ① 旅費は経理部でいただいてください② 旅費は経理部でお受け取りください③ 旅費は経理部で頂戴してください   ① 今日、取引先のE社長が参上します② 今日、取引先のE社長がおいでになります③ 今日、取引先のE社長が参ります   ① ご要望に応えることはできません② ご要望に応えることはご無理です③ ご要望に応えることはいたしかねます   ① 来賓のお話を拝聴する② 来賓のお話をお伺いする③ 来賓のお話を聞きます   ① 式が終わったので、来賓の皆様を退室させる② 式が終わったので、来賓の皆様にご退室いただく③ 式が終わったので、来賓の皆様に退室してもらう   ① 合計、2500円になります② 合計、2500円です③ 合計、2500円でございます   ① 来週設備点検を行いますが、ご在宅なさる必要はありません② 来週設備点検を行いますが、ご在宅の必要はありません③ 来週設備点検を行いますが、ご在宅する必要はありません   ① お名前を伺ってもよろしいですか② お名前を頂戴してもよろしいですか③ お名前を拝借してもよろしいですか   ① お久しぶりです② しばらくです③ ご無沙汰しております   ① 大変参考になりました② 大変勉強になりました③ 大変よかったです    この場合、敬意を表すのは話している相手なので、相手の動作に尊敬語を用います。「いただく」「頂戴する」は謙譲語です。        「いたしかねます」は相手の希望に添えない旨を伝えるときの常とう句です。無理、できないという言葉は相手に対して使わないほうがよいでしょう。    来賓は社外からのお客様です。お客様のお話を(私が)聞くという意味で拝聴を用います。    退室するのはお客様である来賓なので、退室の前に「ご」をつけます。「を」や「ご」が抜けると敬語の誤用となるので注意が必要です。    ~になります、は最近よく耳にする誤用です。~になります、は~に変化するときに用います。    「ご~」で尊敬の意を表すときは、「する」、ではなく「なさる」とするのが適切です。また、在宅の二文字で家にいることを意味するので、「する」「なさる」を無理につける必要はありません。    頂戴は相手からもらうときに、拝借は相手から借りるときに使う言葉です。名前そのものをもらったり借りたりするわけではないので不適です。    しばらく、は同僚もしくは目下の人に対して使う言葉です。    参考になります、よかったです などという表現は自分の考えを決める足しにするとか、評価する意味合いが含まれるので目上の人に対しては使うべきではありません。   いかがだったでしょうか? 敬語は難しいと考えている方もいらっしゃると思いますが、敬語を使いこなすことができると、周囲からの評価もよい方向に変わりますよ。  正しい敬語を身に着け、ビジネススキルを向上させるきっかけにしていただけたらありがたいです。みんなのお助けNAVI All Rights Reserved.